CAST

レディー・ガガ

パトリツィア・レッジャーニ役

アカデミー賞®、グラミー賞の受賞者で、グラミー賞に関しては12回も受賞経験のあるレディー・ガガは、唯一無二のアーティストであり、パフォーマーだと言える。世界アルバム販売数は、累計すると驚異の3,600万枚となり、配信数は600億、楽曲露出は3億9,300万で、史上最大の売り上げを誇るミュージシャンの1人だ。SNSでも大きな存在感を示しており、Facebookでは5,500万以上の「いいね」が付いており、Twitterでは8,300万以上のフォロワーInstagramでは4,900万以上ものフォロワーがいる。

2017年、ガガは「ペプシ・ゼロ・シュガー スーパー・ボウル・ハーフタイムショー」に出演。13分に及ぶソロパフォーマンスは、累計1億1750万人に視聴された。2017年9月にはクリス・モーカーベル監督のドキュメンタリー『レディー・ガガ: Five Foot Two』(17)がNetflixで配信され、МTVムービー・アワードの音楽ドキュメンタリー賞、ウェビー賞(音楽映画・動画)を受賞している。女優としては「アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル」(15~16)にも出演している。

2018年、ガガはブラッドリー・クーパーと共に『アリー/スター誕生』(18)の主演を果たす。同作品は、クラシック映画をワーナー・ブラザースがリメイクしたもので、ガガの演技によりアカデミー賞®の主演女優賞にノミネート、放送映画批評家協会賞とナショナル・ボード・オブ・レビューの主演女優賞受賞を果たしている。

アダム・ドライバー

マウリツィオ・グッチ役

ドライバーはノア・バームバック監督『マリッジ・ストーリー』(19)の演技で称賛を集め、アカデミー賞®、英国アカデミー賞、全米映画俳優組合賞の主演男優賞にノミネート、ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワードの男優賞を受賞した。スパイク・リー監督『ブラック・クランズマン』(18)ではジョン・デヴィッド・ワシントンと共演し、アカデミー賞®、英国アカデミー賞、全米映画俳優組合賞の助演男優賞にノミネートされた。

その他の代表作に、『ハングリー・ハーツ』(14) (ヴェネチア国際映画祭男優賞受賞)、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)、『沈黙 -サイレンス-』(16)、『ミッドナイト・スペシャル』(16)、『パターソン』(16)、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(17)、『ローガン・ラッキー』(17)、『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』(18)、『ザ・レポート』(19)、『デッド・ドント・ダイ』(19)、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(19)、『アネット』(21)、最近作ではリドリー・スコット監督『最後の決闘裁判』(21)がある。

アル・パチーノ

アルド・グッチ役

マイケル・コルレオーネ役として『ゴッドファーザー』(72)3部作に出演してから数十年経った今、英国アカデミー賞、エミー賞、アカデミー賞®を受賞し、ケネディ・センター名誉賞も授与されている。

初めて長編映画で主役を演じたのは、1971年のドラマ映画『哀しみの街かど』(71)。翌年、フランシス・フォード・コッポラに誘われて『ゴッドファーザー』(72)でマイケル・コルレオーネ役を演じ、ブレイクスルーを果たす。

この作品でアカデミー賞®にノミネートされ、その後6年間で『セルピコ』(73)、『ゴッドファーザー PARTⅡ』(74)、『狼たちの午後』(75)、『ジャスティス』(79)に出演して4回もアカデミー賞主演男優賞®にノミネートされる。

アル・パチーノの映画界におけるキャリアは長く充実したもので、『スカーフェイス』(83)、『シー・オブ・ラブ』(89)、『ヒート』(95)(ロバート・デ・ニーロと初の共演を果たした作品)、『フェイク』(97)、『インサイダー』(99)、『エニイ・ギブン・サンデー』(99)を含む45作品以上もの映画に出演してきた。

90年代においても『ディック・トレイシー』(90)と『摩天楼を夢みて』(92)ではアカデミー賞®にノミネートされ、『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』(92)ではフランク・スレード中佐を演じてアカデミー賞®の主演男優賞を受賞した。

さらに2011年にはAFI生涯功労賞を受賞。また、オバマ大統領よりナショナル・メリット・オブ・アーツを授与され、2016年にはケネディ・センター名誉賞を受賞した。

ジェレミー・アイアンズ

ロドルフォ・グッチ役

『運命の逆転』(90)でクラウス・フォン・ビューロー役を演じ、アカデミー賞®の主演男優賞を受賞。

その他、エミー賞、トニー賞、SAG賞の受賞経験があり、セザール賞、欧州演劇賞も受賞している。

その他の代表作に『フランス軍中尉の女』(81)、『ムーンライティング』(82)、『スワンの恋』(83)、『ミッション』(86)、『戦慄の絆』(88)、『KAFKA/迷宮の悪夢』(91)、『ダメージ』(92)、『エム・バタフライ』(93)、『愛と精霊の家』(93)、『ダイ・ハード3』(95)、『魅せられて』(96)、『ロリータ』(97)、『仮面の男』(98)、『キングダム・オブ・ヘブン』(05)、『インランド・エンパイア』(06)。

『マージン・コール』(11)、『奇蹟がくれた数式』(15)、『ハイ・ライズ』(16)、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(16)、『ジャスティス・リーグ』(17)、『レッド・スパロー』(18)がある。

ジャレッド・レト

パオロ・グッチ役

俳優、ミュージシャン、監督、起業家であるジャレッドは、俳優として年間仕事をしてきた中では、熱心かつ斬新な演技を見せてきた。

『ダラス・バイヤーズクラブ』でレトはエイズ患者レイヨン役を演じニューヨーク映画批評家協会、ロサンゼルス映画批評家協会、放送映画批評家協会など様々な組織より最優秀主演男優賞を受賞している。

また、自身初のアカデミー賞®、放送映画批評家協会も同役で受賞した。

その他の出演作に、『プロフォンテーン』(97)、『シン・レッド・ライン』(98)、『ファイト・クラブ』(99)、『17歳のカルテ』(99)、『レクイエム・フォー・ドリーム』(00)、『アメリカン・サイコ』(00)、『パニック・ルーム』(02)、『アレキサンダー』(04)、『ロード・オブ・ウォー』(05)、『ロンリーハート』(06)、『ミスター・ノーバディ』(09)、『スーサイド・スクワッド』(16)、『ブレードランナー 2049』(17)、『リトル・シングス』(21)、『モービウス』(22)、がある。

ジャック・ヒューストン

ドメニコ・デ・ソーレ役

犯罪スリラー長編映画『エージェント・スミス』(19)に出演。その他の出演作に『アメリカン・ハッスル』(13)、『キル・ユア・ダーリン』(13)、『リスボンに誘われて』(13) 、Netflix『アイリッシュマン』(19)、『アンテベラム』(20)がある。

サルマ・ハエック

ピーナ・アウリエンマ役

代表作に主演と製作を務めた『フリーダ』(02)、その他『デスペラード』(95)、『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(96)、『ワイルド・ワイルド・ウエスト』(99)、『ドグマ』(99)、アニメ『長ぐつをはいたネコ』(11)、『五日物語 -3つの王国と3人の女』(15)、など最近作に『エターナルズ』(21)がある。

カミーユ・コッタン

パオラ・フランキ役

Netflix『エージェント物語』(15~18)で世界中から注目を集めたフランス人女優。

最近作として『スティルウォーター』(21)に出演したほか、BBC「キリング・イヴ/Killing Eve」(18~)のシーズン4に登場する。

その他の出演作に『マリアンヌ』(16)、『パリのどこかで、あなたと』(19) 、『今宵、212号室で』(19)がある。