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リドリー・スコット

監督/製作

『テルマ&ルイーズ』(91) 、『グラディエーター』(00)、『ブラックホーク・ダウン』(01)など でアカデミー賞®の最優秀監督賞
やDGAアワードにノミネートされる著名な監督である。最近ではマイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーター
ストン主演『エイリアン:コヴェナント』(17)や、マーク・ウォールバーグ、ミシェル・ウィリアムズ、クリストファー・プラマー
主演『ゲティ家の身代金』(17)の監督を務めた。

スコットは輝かしいキャリアの中で数々の賞を受賞してきており、4つのDGAノミネートの他、『グラディエーター』(00)
などの作品で3度アカデミー賞®の最優秀監督賞にノミネートされている。

1977年、スコットは『デュエリスト/決闘者』(77)で長編映画の監督デビューをし、同作品でカンヌ国際映画祭の受賞も
果たす。1979年にはSFスリラー『エイリアン』(79)を公開。フランチャイズ作品として成功を収めた。1982年にはハリソン・
フォード主演『ブレードランナー』(82)の監督を務め、1993年に同作品はアメリカ国立フィルム登録簿に追加された。

他の監督作品としては、トム・クルーズ主演『レジェンド/光と闇の伝説』(85)、マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシア主演
『ブラック・レイン』(89) 、アンソニー・ホプキンス、ジュリアン・ムーア主演『ハンニバル』(01)、オーランド・ブルーム、
ジェレミー・アイアンズ主演『キングダム・オブ・ヘブン』(05)、『ロビン・フッド』(10)、高評価を得たヒット作で、マイケル・
ファスベンダー、ノオミ・ラパス、シャーリーズ・セロン主演『プロメテウス』(12)、コーマック・マッカーシー脚本、マイケル・
ファスベンダー、キャメロン・ディアス、ハビエル・バルデム主演の『悪の法則』(13)、クリスチャン・ベイル、ジョエル・
エドガートン主演『エクソダス:神と王』(14)、マット・デイモンとジェシカ・チャステイン主演『オデッセイ』(15)等がある。
最近作はマット・デイモン主演の『最後の決闘裁判』(21)。

スコットは1967年に、亡くなった弟と共にRSAという映画製作会社を設立。革新的なコマーシャルを作ることで世界的に
有名なブランドからも高評価を得ている。

1995年にはスコット・フリー・プロダクションズを設立。ロサンゼルスとロンドンにオフィスを持ち、『イン・ハー・
シューズ』(05)、アカデミー賞®ノミネート作品の『ジェシー・ジェームズの暗殺』(07)、『ブレードランナー2049』(17)、
アガサ・クリスティーの名作を原作とした『オリエント急行殺人事件』(17)などを手掛けた。

2003年にはイギリス映画産業への貢献を認められ、ナイトの称号を授与された。2016年には30回目のアメリカン・
シネマテーク・アワードを受賞。
2017年には全米監督組合より生涯功労賞を2018年には英国アカデミー賞フェローシップ賞を受賞した。